ケアマネージャーが知っておきたい社会保障制度ガイド

老齢年金

年金を早く貰うと損をする、後から貰ったほうがたくさん貰えるから今は請求しない・・・
など、年金の貰い方に関して色々な声を聞きます。

 

老齢年金は、65歳から支給されるもの(特別支給の老齢厚生年金)と、
65歳以降に支給される本来の老齢基礎年金と老齢厚生年金に分けられます。

 

65歳から支給されるもの(特別支給の老齢厚生年金)は、
早く貰っても、遅く貰っても基本的に受け取ることができる金額は同じです。

 

65歳以降に支給される本来の老齢基礎年金と老齢厚生年金は、
本来の時期(65歳)よりも早く貰うと一定の割合で減額され、
遅く貰うと同様に増額され、その割合は生涯続きます。

 

従来は、厚生年金加入期間が一年以上あると、60歳から年金を貰うことができましたが、
いまは、60歳になる人は、60歳から5歳から支給されるもの(特別支給の老齢厚生年金)がもらえず、
61歳以降にもらえるようになります。

 

65歳以降に支給される本来の老齢基礎年金と老齢厚生年金の年金を繰りあげる(早めに貰う)と、
60歳から受給は可能になりますが、年金額は減額されるというデメリットがあります。

 

65歳前で障害がある人のばあいは、老齢年金に加算がつく(障害者特例)こともあります。

障害年金

●障害年金の種類

 

初診日が国民年金加入中で、認定日に障害等級1級または2級に該当する場合は、
障害基礎年金がもらえることになります。

 

初診日が厚生年金に加入していた場合、さらに、障害厚生年金(1〜3級)ももらえます。

 

また、20歳前に初診日がある場合は、20歳になったとき(認定日が20歳以降の時はその認定日)に、
障害等級1級または2級に該当する場合は、障害基礎年金がもらえますが、
所得が多いと支給制限があります。

 

●障害年金の障害等級

 

1級: 他人の介助がなければ日常生活の殆どができない状態で、
   活動範囲が概ねベッド周辺に限られているという障害の程度。

 

2級: 日常生活が極めて困難であり、仕事ができないような状態で、
   活動範囲が概ね病棟内、もしくは家屋内に限られているという障害の程度。

 

3級: 日常生活には殆ど支障がないが、労働に著しい制限を加えることを必要とし、
   普通には働けないという障害の程度。