ケアマネージャーが知っておきたい社会保障制度ガイド

高額療養費制度が使いやすくなる制度

●限度額適用認定証

 

高額療養費制度は、基本的には窓口で一旦料金を支払い、
その後申請して一定額を超えた金額が支給されるしくみになっています。

 

そのため、入院前に多額の費用を準備しなくてはならない事もあります。

 

このようなときに、申請手続きの手間を省き、
自己負担限度額で済むようにするのが限度額適用認定制度です。
以前は入院だけでしたが、2012年4月からは外来でも利用できるようになりました。

 

利用するためには事前に認定証を入手する必要があります。
自分が加入している保険者に問合せをして手続きを行います。

 

ただし、70歳以上(住民税非課税世帯以外)の場合は、
認定証がなくても限度額までの支払いになります。

 

●高額療養費貸付制度

 

高額療養費貸付制度とは、支払が難しい時に利用できる制度です。

 

高額療養費貸付制度は、保険者が資金の一部(8〜10割、保険者によって異なる)を、
高額療養費を担保として無利息で貸し付けるもので、
利用するときには、各保険者への申請が必要です。

 

●高額療養費受領委任払制度

 

人によっては、高額療養費や認定証が利用できないことがありますが、
そのような場合でも、自己負担限度額で済ますことができるのが
高額療養費受領委任制度です。

 

高額療養費受領委任制度は、保険者(市町村)が直接医療機関に高額療養費分を支払うものです。

 

ですから、利用できるのは、各市町村の国民健康保険加入者で、
医療費を支払うのが困難な人です。

 

申請は、国民健康保険を所轄する課に申請をします。

 

ただし、全ての市町村で実施されているわけではありませんから確認してください。